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河村一級建築士のすまい考

  • 住宅の不思議【第8回】

    「古びる」という言葉は通常ネガティブな意味で使われます。

    古臭い、時代遅れなものを形容します。

    しかしながら一方では、町屋や古民家が再生されたり、古材がもてはやされたりもしています。

    そこには長い時間を経過する中で培われた材料の色艶や味わいのようなもの、間取りの普遍性

    あるいは今の時代では簡単に手に入らない骨董品のような希少性もあります。

    このような時間とともに価値をますもの、価値の変わらないものを「古びる」と呼ぶことにすると

    今 出来ている多くの住宅の殆どは出来た時が最も奇麗で、あとは時間とともにボロに

    なっていくだけ、ローンが済むころにはプランも陳腐化し、設備は老朽化し、殆ど価値がない。

    「古びる」とは対極にあるように思います。

    だからといって古民家と同じものを今の時代につくろうとすれば、いくらお金がかかるか分かりません。

    お金がなくても「古びる」ものは作れないものでしょうか  いいえ作れるはずです。

    普遍的な間取りの型を持つことや、構造材を隠さず直接的に表現したりすること、

    無垢の床材や鉄の把手を選択することなどでも「古びる」ことに近づくことが出来るはずです

    流行に流されることなく、骨太の間取りや味わいの増していく素材を見直してみませんか。

    住宅というものは生活というとても雑駁なものを受け止める容器です。

    奇麗だけでは無理があるし、長続きしません。